死神
正位 · 黒甲を纏った骸骨が野を歩いていく。背後では古い旗が倒れ、遠くの地平線はもう白んでいる。それは誰かを連れていくのではなく、ただ去るべきものを去らせるだけだ。
逆位 · 骸骨は立ち止まっている。古い旗を誰かが両手で握りしめ、倒れるのを阻んでいる。地平線の向こうの白さは、いつまでも広がってこない。
映し読み · 死神は最も誤解される一枚だ。この札が映しているのは「失うこと」ではなく「季節の変わり目」だ。
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これは鏡であって、予言ではない。映すのはいまのあなた。どう歩くかは、あなたが決める。